
犬が足元で寝る・くっついて寝るのはなぜ?考えられる心理
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足元で寝る、くっついて寝る。こうした姿は、わんこが安心して、飼い主さんのそばにいたいと思っているサインのことが多いと言われています。
ただし、理由はそれだけではありません。暑さ寒さや、体調によっても、寝る場所は変わります。この記事では、考えられる気持ちと、気をつけたい点をまとめました。
足元やそばで寝るのは、どんな気持ち?
ふと気づくと、わんこが足元で丸くなっている。ソファに座ると、すぐ隣に体を寄せてくる。そんな姿は、飼い主さんにとって、うれしい瞬間ですよね。
わんこは、もともと群れで生活していた動物の仲間だと言われています。そのため、安心できる相手のそばで眠る習性があるのではないか、という見方があります。
ただし、すべての子がくっついて寝るわけではありません。少し離れた場所が好きな子もいますし、同じ子でも、日によって変わることがあります。ここで紹介するのは、あくまで「よくある例」です。
また、年齢によっても、眠り方は変わると言われています。子犬やシニア期の子は、よく眠る傾向があり、寝る場所や姿勢も、体の調子で変わります。「うちの子はこう」と決めつけず、そのときの様子を見てあげてください。
くっついて寝る5つの理由
1. 安心できるから
飼い主さんのにおいがして、声や気配が感じられる場所は、わんこにとって安心しやすい場所のひとつです。信頼している相手のそばで、気持ちが落ち着くのかもしれません。
2. あたたかいから
体温を感じられる場所は、あたたかくて心地よい、という理由もあります。寒い季節は、特によく見られると言われています。
3. 見守っているから
飼い主さんの足元で寝ることで、家族の動きを感じられます。「何かあったらすぐに気づける」という気持ちで、そばにいる子もいるかもしれません。
4. 甘えたい、かまってほしいから
触れていることで、安心感を得たり、かまってほしい気持ちを伝えたりしている場合もあります。そばに来て、体をあずけてくるときは、甘えているサインのことがあります。
5. その場所が居心地いいから
飼い主さんの足元が、ちょうどいい温度や、やわらかさだったり、日当たりがよかったりする場合もあります。気持ちだけではなく、環境も関係していることを、頭に入れておきましょう。
寝る場所や姿勢でわかること
寝る場所や姿勢には、その子らしさが表れます。ただし、決めつけは禁物で、あくまで「手がかり」として見てください。
足元や足の上で寝る
そばにいたい気持ちと、見守りたい気持ちの両方があるのかもしれません。足にもたれているときは、安心している様子のことが多いようです。
体を寄せて、ぴったりくっつく
安心して、ぬくもりを求めている姿のことがあります。甘えん坊の子に見られることがあります。
背中合わせで寝る
背中をくっつけて寝るのは、お互いに安心できる距離感のひとつ、という見方もあります。顔は見えなくても、そばにいることが大切なのかもしれません。
おなかを見せて寝る
お腹を見せて、無防備に寝ているときは、とてもリラックスしている様子のことが多いと言われています。安心できる環境である証かもしれません。
丸くなって寝る、手足を伸ばして寝る
丸くなって寝るのは、体を温めたり、守ったりする姿勢と言われることがあります。一方、手足を投げ出して寝ているときは、暑いか、とてもリラックスしているのかもしれません。同じ子でも、気温によって姿勢が変わることがあります。
少し離れた場所で寝る
離れて寝ていても、嫌われているわけではありません。ひとりの時間を大切にしたい子や、暑さ寒さの調整をしている子もいます。
気をつけたいこと
暑さ・寒さに注意する
くっついて寝ると、お互いの体温で、暑くなりすぎることがあります。暑い季節は、わんこが自分で涼しい場所に移動できるよう、スペースを空けておくと安心です。寒い季節は、毛布などで体温調整をしてあげてください。
寝返りやけがに注意する
飼い主さんが寝返りを打ったときに、わんこがはさまれたり、踏まれたりしないよう気をつけましょう。一緒に寝る場合は、ベッドから落ちないかどうかにも、注意が必要です。特に、小さな子や高齢の子は、ジャンプで関節に負担がかかることもあります。
眠りを妨げない
夜中に、物音や明るい光で、わんこが目を覚ましてしまうこともあります。寝る場所の環境(音、光、温度)を見直し、ゆっくり眠れる静かな場所をつくってあげましょう。
また、寝ているわんこを、むやみに起こさないことも大切です。急に触れると、驚いて、思わぬ反応をすることがあります。起こすときは、声をかけてから、ゆっくり触れてあげてください。
衛生面も大切に
一緒に寝る場合は、寝具をこまめに洗う、わんこの体を清潔に保つなど、衛生面にも気を配りましょう。アレルギーのある家族がいる場合は、寝る場所を分けるなど、家族で相談してください。
心地よい距離感は、犬によって違います
くっついて寝るのが好きな子もいれば、少し距離がほしい子もいます。どちらも、その子にとっての「ちょうどいい距離」です。
無理に抱き寄せたり、寝ているときに何度も起こしたりすると、かえって落ち着けなくなることもあります。わんこが自分から来てくれる距離を、尊重してあげましょう。
たとえば、昼間は足元にぴったりくっついていても、夜は少し離れたクッションで眠る子もいます。眠りが浅いときだけ、そばに来る子もいるかもしれません。
まとめ
足元で寝る、くっついて寝るのは、安心、ぬくもり、見守り、甘えなど、いくつかの気持ちが考えられます。ただし、暑さ寒さや体調でも変わるため、決めつけず、その子のいつもの様子と比べて見てあげてください。
足元の小さなぬくもりを、今夜はゆっくり味わってみてください。


